アイコン カラーセラピーと心理学2 アイコン


前回、心理学が1つの学問として確立したところまで書きました。
さて、20世紀に入って心理学は更に多くの学派に分かれ発展します。

例えばゲシュタルト心理学。
ゲシュタルトとはドイツ語で
『部分の寄せ集めではなく、それらの総和以上の
 体制化された全体的構造を指す概念。形態。 』
と言う意味だそうです。(By 広辞苑第五版)

わかりにくいね。。。

では例。

■■□□■■

これを見て普通は黒塗りの四角と白抜きの四角が
2つずつ順番に(体制化されて)並んでいると認識すると思います。
でもこれを6つの四角にバラしたら意味を持たなくなり、
こういう形で並んでいるからこそ意味があるのですね。
(これはゲシュタルト心理学の類同の要因の例)

次の例。こんな絵を見たこと無いでしょうか?



この絵は白地に黒の模様的な物が散乱していますが
その1つ1つを見ているだけでは意味をなしません。
でもこの中に犬(ダルメシアン)が隠れているのを
1度でも見つけるとその様に見えるようになるのです。
(これは過去経験の要因の例)

もう1つだけ有名な例。



これは、トロフィーを見ると顔が見えなくなり
顔を見るとトロフィーが見えなくなる。
ある絵を見ていて、突然別のものとして認識する、
つまり、何か1つの物(図)を意識すると
その他の物は背景(地)と感じると言う性質があると言う例です。
(中心転換の例)

ゲシュタルト心理学だけでも調べてくと
きりがないくらいおもしろいのですが
私の場合ホントにきりがなくなるので(汗)次。

前回の記事でもちらりと書いたフロイトの精神分析学。
フロイトと言えばユングと並んで「無意識」が有名ですが、
フロイトの考える無意識とは自分の心が耐えられない
辛いことや罪悪感を閉じこめておく場所で
エロスによって支配されている個人的な領域。

私はフロイトの無意識とはエロだ。と言う考え方が好きです(笑)
夢は性的欲求不満が見せるんだ!とか
無意識は性的衝動や快楽原則に支配されている!
とか言っちゃうフロイトっておもしろくないですか?
どんだけ潔癖なのかと。

一方で、フロイトの弟子でもあるユングの考える無意識とは
フロイトが言うみたいに性的で個人的な物ではなく
個人的な無意識のベースに全人類に共通のオープンな
どこかでつながっているのかも知れない無意識がある!そうです。
(これを集合的無意識とか普遍的無意識と言います)
私は全人類共通でオープンなエロでもいいと思うのですが(ぉぃ

そして夢とは自己実現的な創造性の表れだそうで
まぁ、それはそれで夢見がちね。と言いたくなったりしますが。
(↑ひねくれ者)

ユングが無意識はどこかでみんなとつながっている。
と考えたのには理由があって
(いや、フロイトが無意識はエロだって言ったのにも理由はあるんだけど)
遠く離れた国、異なる人種にも似たような伝承(昔話)や
神話があるって事がその理由らしいです。

私ならプランクトンの時代の記憶じゃないか?とか言いますが。
だってプランクトンが何も考えてないなんてわからないじゃない。
心はどこにあるのかわからないんだから。
思考は脳でするかもしれないけれど
プランクトンだって暗闇は怖いかもしれないじゃない。
空に輝く太陽に憧れてるかもしれないじゃない。
ドグラ・マグラ的な考え方が結構好きな私です。

閑話休題。

フロイトの精神分析と言えば自由連想法。
患者さんは横になる等してリラックスし
心に浮かんだ事を何でもいいから言葉にするって治療法です。
大抵は心に浮かんだものと言うか目に入った物からの連想ですね。

これってちょっとカラーセラピーにも似てる気がします。
選んだボトルの色やぬりえで使った色のイメージから
どんどん連想してイメージを膨らませていく事によって
その色に込められた想いを探っていくので。

でもフロイトが被験者の思い浮かべた物や夢で見た物を
それはこういう意味ですね、と診断していった一方で
ユングは被験者と一緒にその意味を考えていったと言う点で
フロイトは治療的でユングはセラピー的だなって思います。
でも精神科医である以上最後は何らかの診断を
付けたのだとは思いますけどね。

さてさて、もう一人マズローについても見ておきたいぞ、と。
マズローと言えば欲求段階説が有名です。
マズローの欲求段階説とは、人間の基本的欲求は下から

1.生理的欲求
2.安全の欲求
3.所属と愛の欲求
4.承認(尊重)の欲求
5.自己実現の欲求

の5段階にピラミッド型になっていて下位の欲求が満たされることで
次の欲求が生まれる。と言う理論です。


生理的欲求というのは食事・睡眠・排泄等の
生きていく上で必要不可欠な本能的・生理的欲求ですね。
今日食べる食事もない状況で恋愛とかできないわけです。

何とか生きていくことが出来るようになると
今度は安全に、快適に暮らしたい、と言う欲求が出てきます。
これが安全の欲求。

で、この後順番に第5段階まで上がっていくんですけど
長くなるので割愛。
気になる人はWikipediaを読んでいただくか
TCカラーセラピー 初級講座をお申し込み下さい(笑)
直接カラーに関係ある部分ではないので
そんなに時間は割けませんが説明は致します!

で、そんな風にいろんな形で発展してきた心理学が
カラーと関わってくるのが(ようやく来たー!)
性格について研究する性格心理学や自己投影法です。

性格心理学では子供の性格形成に親が与える影響なんかも
研究されているのですが、親業訓練講座でもちらりと出てくる内容ですね。
私は親業インストラクターではないので
興味のある方は初級講座お申し込みを!とは言えませんが
お話しするくらいならできるので興味のある方は
ポコアポコの体験会とか色育(いろいく)講座で
お話させていただけるかと思います☆

自己投影法の例としては、ロールシャッハテスト。
紙の上にインクを垂らして、二つ折りにしてできた
ほぼ左右対称の図柄が何に見えるか?等々を聞き
その答えから深層心理を読み解きましょう。ってテストですね。
『アルジャーノンに花束を』の中にも出てくるらしいです。
中学か高校の時に読んだけど覚えてないなー。

その他には、バウムテスト。
バウムと言えばバウムクーヘン。
そう!バウムクーヘンの食べ方から深層心理を読み解くテスト。。。
な訳はなく(ぉぃ
樹木の絵を描いてもらってその描かれた樹木の絵を見て
深層心理を見ていくテストです。

他には、絵画・統覚テスト(TAT)。

えーと、(TAT)は顔文字ではなく(汗
Thematic Apperception Test の略です。。。

1943年にマーレーと共同研究者モーガンによって開発された
人格検査で主題統覚検査ともいわれます。
漠然とした絵を見せてどういう風に見えるか、
お話を創造させてそのお話の主題内容を分析することで
深層心理を読み解くテストです。

そしてとってもカラーに関わりが深いのがリッシャーカラーテスト。
1947年にスイスのマックス・リッシャーによって開発された検査で
カラーセラピーの元になったと言われています。
色の好き・嫌いから深層心理を読み解くテストです。

自己投影法で行われる○○テストは
なぜそう見えたのか、なぜそう描いたのか等々を
被験者・クライアントに問い、考えてもらうことで
一緒に深層心理を解き明かしていくと言う点は
カラーセラピーに似ているのですが
最後は過去の統計結果に照らし合わせて答えを提示します。

一方、カラーセラピーでは答えは過去の統計結果ではなく
目の前のクライアントさんの中にあると考えます。
だからこの色を選んだから答えはこれ!と提示することは出来ないけれど
一緒になぜこれを選んだのか一緒に考えていくと言うのが
カラーテストとカラーセラピーの違いなのです。