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私自身もカラーセラピーのセッションをさせていただく際に
一番気をつけていること。
それはカラーセラピーがカラーテストにならないこと。

カラーセラピーとカラーテストの違いってなんでしょうか?
カラーテスト、心理テストについてまず確認しましょう。

カラーテスト、心理テストは心理学に基づいて構築された
深層心理を「当てる」物ですね。
TVや雑誌で紹介されて気軽に誰でもやれるお遊び程度の物から
精神科・心療内科等で医師によって行われる本格的な物まで様々です。

そもそも心理学が1つの学問として確立したのは
19世紀後半とごく最近のことです。
ただし、魂を対象とした哲学的な視点から見た心理学は
古代ギリシャ時代にプラトンやアリストテレスが研究していますので
そちらを起源とするなら古くからある学問です。

私は心と哲学は切り離せない物だと思うので
やはり古代ギリシャを起源としていいと思うのですけどね。
だって心はどこにあるのか、って哲学じゃないですか?

心理学は英語でサイコロジー(psychology)と言いますが
この語源はアリストテレスが研究していた魂=プシュケ=psycheが
語源だと言われています。
ちなみに○○学の「学」にあたる"-logy"と言う接尾辞は
これまたギリシャ語の論理(logos)が語源です。

psychologyと言う言葉が生まれたのは16世紀と言われていますが
当時は現代の心理学よりは古代ギリシャの魂の話に近かったようです。
肉体に魂が宿り魂が思考すると言う考え方でしょうか?
死後の世界だとか輪廻転生だとかを考える延長線上で
研究されていたのかもしれませんね。

18世紀になりイギリスで産業革命が起きると貧富の差が発生し
富裕層に属する学者の中で人間の本質を知りたいと言う想いが増幅し
現代につながる形で心理学が発展していきます。

そんな事考えるのはやはり経済的に余裕のある人たちだけですね。
毎日生きるので精一杯の人たちにとって
人間の本質とかホントどうでもいいと思います。
第1チャクラが安定してこその第2チャクラ以降というのも
同じだなーと感じます。

さて、哲学的な面を主軸に発展してきた心理学ですが
19世紀になりこれをなんとかもっと科学的に
哲学から独立させた学問として確立したいと考え始めます。

ここで出てくるのが心理学実験室で有名なヴントです。
彼はもともと物理学者で生理学者のヘルムホルツの助手だったのですが
おそらく心理学に対するアプローチの方法の違いによって
決別してしまった後に心理学実験室を作るのですが、
その前にヘルムホルツについても少しだけ。

ヘルムホルツは先にも書いたとおり生理学者であり物理学者なのですが
ヤング・ヘルムホルツの三色説と言う色覚学説を唱えた人です。
この色覚学説は補色残像現象の記事でも書いた
赤・緑・青の光を同じだけ吸収すると白として認識される、という説です。

ヘルムホルツは三色説からもわかるように
人間の感覚等を生理学的に説明しようと研究を重ねていましたが
ヴントは人の心とは何か?
心そのものの正体を解明したいと思ったのですね。
その為にいろんな実験をしたのがヴントの心理学実験室です。

このヘルムホルツとヴントの方向性の違いが
どうにもこうにもわかりづらかったのですが、
私のたどり着いた結論。(正しいかどうかはわかりません)

人間の心理を生理学的に解明する際に脳波の測定をしたりします。
ヘルムホルツは、
こういう心理の時に脳波はこういう波形を描く。
と言うことを調べていくのが目的で
ヴントは
こういう心理の時に脳波はこういう波形を描く。
その事から人間の心とはどういう物かを突き止めたい。
と言う違いだったのかな、と。
あくまで私の個人的な解釈です。
ついでに言うと、ヘルムホルツやヴントの時代には
脳波の測定は出来ないので例として出しただけです。

また、ヴントによる実験心理学に批判的だったブレンターノが
作用心理学を確立します。心理の内容に注目したヴントに対し
ブレンターノは心理の過程に注目したのですが
精神分析学で有名なフロイトはブレンターノの講義を
受けていたそうですよ。

20世紀に入ると心理学は更なる発展を遂げ
ゲシュタルト心理学とか先述のフロイトによる精神分析学
マズローのトランスパーソナル心理学等々いろんな学派が生まれます。

かなりざっくりですが心理学が学問として確立するまでのお話でした。
次の記事はカラーセラピーと心理学第2弾。
カラーテストや心理テストのお話をしたいと思います。