色の正体2

色の正体とは光であると言うニュートンの説について書きました。
余談が多すぎて不必要に長い記事でしたね。いつものことです(ぉぃ

ニュートンが発見し著書『光学』に記載したところによると、
色とは屈折率の異なる光で、これらの色光が目に入って
感覚神経によって色彩として感覚(認識)されると言うことです。

プリズムを通した光は大きく7つに分光します。これがいわゆる虹ですね。
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色で
目に見える光なので可視光線と呼ばれます。

光とは電磁波の一種ですから波長と言う物があります。
波長、波の長さですね。
赤が可視光線の中では1番波長が長く780nm(ナノメートル)
紫が可視光線の中では1番波長が短く380nmです。

色の波長

うまく波線を書けなかったのでドットで書いてみました(^^;
ドット絵の割にうまく書けたと思いませんか?

で、赤の波長(780nm)より長いと赤外線
紫の波長(380nm)より短いと紫外線と呼ばれます。

さて、このニュートンの色とは光(電磁波)がそれぞれの
屈折率を持って目に入った結果の感覚に過ぎず
また闇とは光の欠如であり色を語る上では不要である。
という説に反論したのがゲーテです。
ゲーテって詩で有名なあのゲーテです。

ゲーテは著書の『色彩論』で光だけでも闇だけでも色彩は成立しない。
光と闇が作用し合って色彩が成立すると言いました。

詩人の言うことはどこか詩的でよくわかりませんね。
私は嫌いじゃないのですが。

例えばですね、灰色の像を黒い紙と白い紙の上に置いた時
黒い紙の上に置いた時の方が白い紙の上に置いた時より
白っぽく見える。と言うのです。

さぁ、どうでしょうか?

色比較

画面だと見づらいかもしれませんね(--;
良かったら何か身近な物を白い布と黒っぽい布の上に置いて
試してみてください。

で、ゲーテはこのことから、色彩というのは
目に入ってきた光を認識しているだけの客観的な物ではなく、
目の働きによって明るさと暗さが互いに作用し合い
新しい色を生み出すのだ、と言ったのですね。

つまり、上の図で言えば(画面では分かりづらいかもです>が)
背景(周り)の色(明るさ)によって見え方が違う
見え方が違う、これすなわち違う色として認識している。
もしも色が客観的な要因のみで成立するなら
常に同じ色に見えるはずじゃないか!
なぜこんなことが起きるのか?!ニュートンよ!

と言うわけです。

ニュートンは自然界に存在する色とは何か?を説いた人で
ゲーテは目に見える色について説いた人と思うと
分かり易いのではないかと思います。

色相環の話に進むとゲーテはもっと詩的になるんですけどね。
でもそれはまた別のお話し、と言うことで。